今の人財育成は、実際の業務を通じて仕事を学んでいくOJT（on the job training）が主流で、企業の75％が導入していると言われています。
早い段階で前線に立つことができ、実践的な知識や経験を積めるメリットがあります。
しかし、指導役の能力に左右されてしまうことや、育成のプログラムを立てておかないと、身に付く内容にばらつきがでてしまうのがデメリットです。
当社では、座学を重視しています。
座学で基礎知識を身に付けたうえで、OJTを実施しています。
これは、教科書に書いてある知識的内容と、脚立を使ったりなどの実技やOJTについても、各設備ごとにプログラムが組まれており、項目をクリアする形で学んでいきます。
なぜ「座学」を重視するのか？
第一に、「危険」を回避するためです。
実地での実習や実験は、事故や怪我のリスクを伴うことがあります。
座学を通じて理論や基本知識をしっかりと学ぶことで、安全に作業や実践を行う基盤を築くことができます。
第二に、「品質」を確保するためです。
適切な知識なしに実務を行うと、効率の低下やミスの増加などが生じる可能性があります。
座学を通じて専門知識を習得することで、高い品質の業務を実現できます。
お客様にとっても、これらの理由が重要です。
安全な製品やサービスの提供、高品質な成果物の提供は、お客様の信頼を築く基盤となります。
座学を通じてしっかりとした知識を身につけたチームは、お客様のニーズに応える能力を高めることができます。
このように、座学の重視は安全性確保や品質向上の観点から重要です。
ただし、座学だけでなく実地経験も大切にし、理論と実践をバランスよく組み合わせることで、より一層の成果を上げることができます。
